【鋳物工】
◆溶解作業
金属を電気炉で1200℃まで加熱して溶かす仕事。製品の品質を作り込む一番重要な仕事です。微調整や品質の見極めなどはまさに職人仕事。
◆造型作業
溶かした金属を流し込む砂型をつくる仕事。金枠の中に木型(製品模型)をセットして固まる砂を充填していき鋳型をつくります。砂型の中にどのように金属を流していくかを頭の中でシミュレーションしながら作成していきます。クリエイティビティが求められる仕事です。
◆鋳込み作業
溶かした金属を砂型に流し込む仕事。流し込む速さや量によって製品の良し悪しが決まる重要な仕事です。
◆鋳仕上作業
出来上がった鋳物のバリ取りや切断を行う仕事。機械加工工程にまわす前の最終仕上げの仕事です。機械加工がスムーズに進むように、丁寧さとスピードが求められる仕事です。